(双葉社 双葉文庫 2006年1月刊行 600円) 美濃屋の一人娘おりんが失踪した。ちょうどその頃、大坂の町で、公家の御落胤を自称する若者が評判になっていた。甲次郎と祥吾は、失踪事件と御落胤騒動とに深いつながりがあることを探り出す。 御落胤騒動に巻き込まれた若者達が選んだそれぞれの道とは……? 書き下ろし長編時代小説第四弾。 カテゴリー: 甲次郎浪華始末著作紹介