(徳間文庫 2009年11月刊行 571円)

許婚の良平がもうすぐ帰ってくるという知らせを受けるお香。寺子屋を続けたい思いもあり今後を思い悩む。その知らせを持ってきた玄彰は、大昔に深い仲だった女、お高によく似た女の子を三春屋で見つけた。母親のおひさはお高の娘に違いない、顔や声もそっくりで年齢も合っていると言い張る。しかしおひさは違うと断言をする。果たして真実は?

書下し長篇時代小説シリーズ第三弾。