(徳間文庫 2009年3月刊行 571円)

寺子屋三春屋に蓬莱堂の丁稚の草太が通うことになった。そんなとき、お鈴という見知らぬ娘が、父親の仇を討つために佐十郎に力添えを求めてきた。しかしお鈴の仇討ちは主家に認められていない。このままだとただの人殺しになってしまうのではと心配するお美和。その話を偶然聞いてしまった草太は、認められる仇討ちもあるのだと知り・・・。

書下し長篇時代小説シリーズ第二弾。