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江戸時代の大坂
江戸時代の大坂
町奉行同心屋敷地 | 曽根崎新地 | 米市場 | ||
町奉行与力屋敷地 | 青物市場 | 懐徳堂 | ||
適塾 | 鴻池善右衛門宅 | 八軒家の船着き場 | ||
東町奉行所 | 魚市場 | 薩摩藩蔵屋敷 | ||
思々斎塾 | 北御堂(本願寺津村別院) | 南御堂(本願寺難波別院) | ||
西町奉行所 | 砂場 | 新町遊郭 | ||
四つ橋(長堀の東に炭屋橋、西に吉野屋橋。西横堀の北に上繋橋、南に下繋橋) | ||||
武家地 | 大坂城代屋敷 | 堀江新地 | ||
大丸(下村松屋呉服店) | ||||
芝居小屋五座(東から竹田座、若大夫座、角座、中座、大西座) | ||||
難波新地 |
築山作品の登場人物の家 |
三春屋(お香、お涼、お美和の三姉妹が営む寺子屋/『寺子屋若草物語』) |
若狭屋(呉服屋。甲次郎、信乃、千佐らが住んでいる/『甲次郎浪華始末』) |
元両替商鴻池新十郎の隠居所(鴻池の後家小町・澪が叔父の希楽と暮らして いる/『鴻池小町事件帳』) |
一文字屋(文蔵、お紅実父娘の営む本屋/『一文字屋お紅実事件帳』) |
赤穂屋(〈在天別流〉と親しい情報屋赤穂屋の営む居酒屋/『緒方洪庵浪華 の事件帳』『浪華の翔風』) |
楽人町東儀家屋敷(弓月王(上総)、左近の兄妹が暮らす屋敷/『緒方洪庵 浪華の事件帳』『浪華の翔風』) |
高麗屋(〈在天別流〉の楽人若狭、左近が裏務めの拠点とする饅頭屋/『緒 方洪庵浪華の事件帳』) |
「緒方洪庵 浪華の事件帳」の舞台
本屋行司衆の守る「御文庫」が境内に建つ由緒ある神社。本屋加島屋殺害事件。章、男装の左近を初めて目にする。《禁書売り》 |
町奉行所与力屋敷地。「蘭学嫌いの石頭与力」こと大塩平八郎の役宅がある。 |
備中足守藩蔵屋敷。思々斎塾に入門する前の章が、父親とともに初めての大坂暮らしを味わった。 |
適塾。緒方章が後に洪庵と名を変え、開いた蘭学塾。弘化2年(1845)に瓦町より移転。 |
瓦町の適塾。緒方章が洪庵と名を変え大坂に戻った天保9年(1838)、初めに蘭学塾を開いた場所。7年後に過書町に移転。 |
京町橋の小料理屋〈亀七〉。〈在天別流〉の拠点の一つ。《木綿さばき》《蘭方医》 |
薩摩藩蔵屋敷。思々斎塾生川崎謙吾が暮らす。薩摩藩趣法方・調所広郷らの大坂での拠点。《証文破り》 | 中天游主宰の蘭学塾、思々斎塾。天游・お定夫妻、倅の耕介のほか、緒方章ら寄宿生を含む30名近くの門弟が蘭学修業中。 | 紀伊国橋にて、左近と章、少女おゆきの身柄をめぐって長州の侍と衝突。左近の身に悲劇が……。《北前船始末》 | 蘭方医日高良斎殺害事件。章と耕介、現場に居合わせる。《蘭方医》 | 松前問屋堺屋。北前船弁天丸の隠し荷をめぐる騒動に、左近が乗り出す。《北前船始末》 | 南御堂(東本願寺難波別院)近くで、中天游、異国の男から謎の手紙を渡される。《異国びと》 | 心斎橋筋。本屋が数多く集まる通り。章や耕介もよく歩いている。南に下ると呉服店「大丸」などの大店も。 | 九条村。中天游、抜け荷の一味に拉致監禁される。《蘭方医》 | 砂場蕎麦近くの問屋橋で、章、浪華講の案内人・高麗屋のお佐枝と初めて出会う。《禁書売り》 | 堀江新地の料亭〈山水〉。捕らわれた左近を章が助けに……。《木綿さばき》 | 四つ橋の近くで思々斎塾生富沢源次郎、薩摩藩士に襲われ、左近に助けられる。《証文破り》 | 小間物屋武蔵屋。〈在天別流〉の拠点の一つ。《名目金貸し》 | 神祇管領吉田家大坂用所。塩野主税、杉田一学らがここから楽家を訪れ、事件が起きる。《神道者の娘》 | 章とおいち、薩摩藩士に捕らわれる。左近と〈在天別流〉、島津家重臣調所広郷らと対決。《証文破り》 | 赤穂屋。外科の心得のある年齢不詳の白髪の男・赤穂屋が営む居酒屋。〈在天別流〉とつながりが深く、弓月、左近、若狭らがしばしば顔を見せている。《木綿さばき》《北前船始末》『浪華の翔風』 | 章と左近、料亭で食事。章が異国人の手紙の話を左近に聞かせる。《異国びと》 | 慈安寺大念殺害事件。章、おしん、お佐枝らが現場に居合わせる。《名目金貸し》 | 楽人町にある東儀家屋敷。弓月王(上総)、左近の兄妹が住んでいる。 | 高麗屋。四天王寺西門前の饅頭屋。〈在天別流〉の拠点の一つ。若狭、左近がいることが多い。 | 難波宮の時代より大坂を見守ってきた古刹。〈在天別流〉の本拠地。四天王寺雅楽を伝える楽所は、京都(宮中)、奈良(南都)の楽所とともに〈三方楽所〉と呼ばれる由緒ある存在である。 |
史跡めぐり
適塾・思々斎塾・懐徳堂
※1~8 撮影:kuroneco
四天王寺
※11~18 撮影:kuroneco
水の都
※20~22 撮影:kuroneco