ステージナタリーさんに、「蘭~緒方洪庵・浪華の事件帳」の特集記事として、出演者座談会が掲載されています。藤山扇治郎さん、北翔海莉さん、荒木宏文さん、佐藤永典さん、上田堪大さんの五人が、舞台への意気込み等を語られています。ぜひ、ご覧ください!
五人の方それぞれへ、原作者からのメッセージも載せていただいています!
ステージナタリーさんのリンクから、このサイトに来てくださった方がおられましたら、「蘭」の原作、「禁書売り」「北前船始末」の、「緒方洪庵・浪華の事件帳シリーズ」二冊は、4月15日ごろに、新装版として双葉文庫から刊行されます。現時点ではまだ、手に入りづらいです、すみません。4月中旬まで、お待ちいただければと。よろしくお願いします!
https://natalie.mu/stage/pp/ran
これ、製作発表の後に取材された記事でして。五人の方が写真撮影しておられる横で、著者コメントの取材を受けておりました。
こういうコメントってむずかしいです、正直なところ。一言でいえば「楽しみです」。それにつきるんですが、長く話せばいくらでも話せます。そんなスペースはもらえないけど(笑)。取材の直後も、原稿チェック段階でも、これでいいのかなあ、と悩んだ記憶があります。それぞれの役者さんについて、私よりもずっと詳しいファンの方とかが読まれるんだもんなー、なんか見当違いなこと言ってたらどうしよう、みたいな。
まあでも、章とか左近とか若狭とか耕介とか、私以上によく知っている方はいないわけなので、そこはまあ、いいか。
唯一、私が生み出したわけではないキャラを演じられるのが、佐藤永典さんなのですが、他の誰かが生み出したキャラが自分のキャラと絡む、というのは、作品が他ジャンルに出て行ったからこそ味わえるものなので、他のキャラとは違う種類の期待を持っています。……や、もちろん、不安もありますけど。うちの左近や若狭に何するつもり、と言った類の。隠密同心だしなー。不穏ですよね、そこはやっぱり(笑)。
あ、あと、ですね。
この記事のチェックしているときに、「そのころには出てるだろ」と思って、来月の新刊を、プロフィール欄に入れてしまいました。すみません、「近松よろず始末処」、まだ出ておりません。十日後くらいには出ているはずです。単行本で、ポプラ社さんから。
大坂の舞台芸能がらみの話なので、舞台つながりで、こちらもぜひ、よろしくお願いします!
……でも、ちょっと景気の良くない芝居小屋の話だからアレですね……なんでこう、客の来ない饅頭屋とか客の来ない芝居小屋とかばっかり書くんだろう私……。