「近松よろず始末処」、本日発売になりました!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
新刊のPOPに続きまして、書店用のパネルのご紹介です!
コメントいただきました、と、担当さんからご連絡いただくたびに、「え、そんなすごい方に…」とうろたえておりました。
青木逸美さま、縄田一男さま、三田主水さま、大矢博子さま、本当にありがとうございます。
近松の話を書こうと思って、キャラクター設定をしつつ、あれこれ史料も読んでいて。そうだ、主役コンビの名前を「世継曾我」の虎と少将からもらおう、と思いついたときが、この物語世界の始まりでした。鬼王丸、あさひ……と、レギュラーメンバーの名前が決まっていき、キャラクターも浮かび上がり。その中心に立つ近松門左衛門のしぶい表情も、自然に見えてきました。
そういえば、近松門左衛門は、越前で生まれ、京都に移り、そこから大坂へ……と移動した方。私は、京都で生まれ育ち、大阪、福井と移り住み、今は京都に戻っています。順番は違えど、過ごした場所が似ていて、ちょっとうれしかったです。