宝塚で北翔海莉さんのコンサート、見てきました!
大劇場ではなく、バウホールの方に入ったのは初めて。
宝塚も、数年前のベルばら以来です。
やっぱり独特の文化が感じられて素敵です、宝塚。

千穐楽は明日なので、未見の方、以下、ネタバレございます。
ご注意ください!

北翔さんコンサート「CHALLENGER!!」、歌、踊りはもちろん、殺陣、フラメンコ、サックス演奏とホントにもりだくさん!
なんかもう、ほんとに何でもできる方なんだなあと、ほれぼれしました。
かっこいい……!

第1幕は、これまで宝塚で出演された演目を振り返る曲が中心で、男役の歌のときは当然、男として歌ったり踊ったりされるわけです。すると、あらためて、「左近のときは男装している女性を演じられていたのであって、ガチの男性を演じられるときとは全く違うんだな」と。男役の北翔さんをナマで見たの初めてで、ホントにかっこよかった!!

第2幕は、まずは殺陣でびっくり。や、これはやっぱり、「あー左近だ!」と思ってしまいましたですよ。ここで左近ちゃんが見られるなんて!と。その後も、次々と披露される芸の幅広さにひたすら感動しておりました。

ちょっと思ったことなんですが。
私は、「蘭」の配役表を見て初めて「北翔海莉」というお名前を認識したくらい宝塚にうとくて、その結果、お稽古見てびっくり、本番見てびっくり……と、何度もびっくりしてびっくりして、結果として「蘭」の「東儀左近」を大好きになったのですが。

そうじゃなくて、もともと北翔さんを知っていて、「北翔さん」じゃなくて「みっちゃん」と呼べるくらいの知識があって、殺陣もできる龍笛も吹ける歌はもちろん、とにかくすごくてかっこいい男役さんだよ、ということも頭に入ってる状態で、「左近役は北翔海莉さんです」と知るルートがあったら、それはそれでびっくりの種類がまったく違って、本番への期待度もまったく別種のものになって、別の意味で「蘭」の「左近」をドキドキしながら待つ数ヶ月を過ごしたんじゃなかっただろうかとふと気づきまして、「そのルートの私うらやましいな!」と思いました。存在しませんが。

夏からずっと、「蘭」つながりでいろんな舞台に行ってみて、知らなかったいろんな感動を味わってます。そういえば、一年前の今ごろはまだ、「そういや舞台化の話どうなったんだろ。連絡ないってことはまあ、そういうことなんだろうな」なんて思ってました。

いろいろあるなあ。
がんばります。
とりあえず、今、仕事がんばります。
がんばってます。
月末に「緒崎さん家の妖怪事件簿」の新刊出ます!
「左近シリーズ」の新作も、もう少しお待ちいただくことになりますが、出ます!「闇の射手」の続きです。
よろしくお願いします!

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