このブログは、職業的にちゃんと書こうとそれなりには心がけておりまして、あまり感情のままに書いたりしないように、一応は考えてます。
でも、たまに、そういうのふっとばしても書きたい気持ちになることがあって、今までも何度もあるんですが、今日もそれで、前段階として、昨夜の私はわりとダメで、泣き言や弱音をとにかく口にしたくて、深夜に宛先のないメールに、今の私なんかあかんわみたいなことを書き連ねていたりしました。
今日も、一日の始まりはそれほどテンションがあがっておらず。ずっと前から楽しみにしてた日なのになという微妙な気持ちでいたんですが。友達と会って、あれこれ話も聞いてもらいつつ劇場に近づいて、売り場に並んでグッズ手に入れて、客席に入って舞台が始まって、少しずつ舞台に引き込まれていって、それで、ばーんとなじみの主題歌のイントロがかかった瞬間に、なんか涙が出てきて、あー来てよかった、なんか、こんな良い時間過ごせるんだから、まだまだがんばらなきゃ、てか、まだまだがんばれるな私、と思いました。
年明けからあんまり良いことがなくて、というか、具体的に悪いことがあって、「落ち込むほどじゃないよ」「大丈夫だよ」とまわりがみんな言ってくれる程度の悪さでしかないんですか、それでも悪いことは悪いことで、落ち込むほどじゃないのかなと思っても気持ちは落ちていくし、仕事時間は実際とられるし、そういうときに限って他にしんどいことも起きるしで、なんだかもうアカンわ、という気分だったんですが。
それでも、あーまだまだがんばれる、大丈夫、という気持ちになりながら、あの主題歌を聞いてました。
なんだろう、なんか、そうだ戦える、と思ったのでした。
まだ舞台始まったばかりの、序盤のシーンなんですけどね。感動するのはそこから後なんですけど。でも、エネルギーに満ちたものを目の当たりにする、それだけで気持ちが回復していくことってあるんだなと。きらきらした、輝いているものの塊を投げてもらったみたいな。もちろん、舞台の本筋ももうすばらしくて。初演のほうも、一時期、原稿書きのBGMにずーっとDVD流してたくらい好きなんですが、再演もさらに好きになりました。
二部のショーではすぐ横を通ったにっかり青江さんに手も振れたし、もうホントに元気出た。めっちゃ元気出た。
病室ってスマホはダメだから、CDプレーヤー持ってって、前のみほとせのアルバム聴いてすごそうかな。へこまずにいられる気がします。ええと、現時点で劇場に行ける体調で、来月のこの舞台のライブビューの頃にもケリつけて映画館に行けるはずなので、その辺がつまり「落ち込むほどじゃない」程度ってことなんですが、でも、ほら、やっぱり、病院に滞在が決まる状態になっちゃってることにへこむことはへこむわけで。
でも、なんかこう、いける気がします。
笑顔がいちばん!
あ、そういえば、同行の友達は、「ブラインド商品のなかで、同行者が欲しいものを引き当てる」能力に非常に長けたひとなんですが(過去に一番くじ系のトップ賞を何度も当ててもらった)、今回も、12月に引き続き、にっかり青江の一筆箋を一発で当てるという技を見せてくれました。すごい。
今日の舞台、ずっと忘れないだろうと思います。「刀剣乱舞ミュージカル 三百年の子守唄」。大好きです。妖艶色男な荒木さんめちゃくちゃかっこいい。いや、でも、かっこいいのはそりゃ大事だけど、それだけじゃもちろんなくて、なんていうか、ほんとに元気になれた。生き抜いている大脇差の彼を見て。すごいな。すごい力だな。私もがんばろう。