新刊、発売になっております。
三春屋三姉妹の話も、三冊目になりました。
今回も、素敵な表紙をつけていただきました。夕暮れのやわらかな色合いが気に入っています!
「お香の許婚・良平が江戸から帰ってくると知り、三春屋の三姉妹は三人それぞれに将来を考えはじめる。そんなとき、三春屋の一文稽古(寺子屋の夜学)に通ってくる女児おさきと、その母親おひさの前に、おひさの父親だと名乗る江戸の隠居・玄彰が現れる。おひさは玄彰を実の親とは認めないが、真実は……? 」と、いうようなお話。
作中、天神祭の話が出てきます(作中での季節は、夏なのです)。
今年の夏は、取材のために天神祭船渡御の奉拝船に乗りまして、船上からお祭りに参加いたしました。写真もあれこれとったんですが、夜だわ、船が揺れるわ、そもそも写真の腕がないわで、自信を持ってブログにUPできるようなものが一枚も(!)ありません……。
祭りの雰囲気はほとんど出ていませんが、なんとか見られるものがコレくらい……。
乗船したのは、大阪大学の船。乗船直前まで土砂降りだったのですが、乗ってからはまったく雨は降りませんで、花火を楽しみました。こんな感じです(……花火だか何だかあまり判りませんが)。
船上での天神祭は初めてだったのですが、とても楽しかった! 奉拝船、また乗りたいです。
実は、この「夕月夜」が、私の20作めの本(単行本の文庫化はカウントしていません)。ここまで書き続けられてよかった。それを可能にしてくださったすべてに、心から感謝しています。
まだまだ、これから。がんばって書いていきます!
21作めになる予定の、来月の新刊の準備は、もう最終段階です(「克次」の新刊です)。
さらに、来年1月の新刊も、準備中。もう原稿は仕上がっています。今は校正待ち。こちらは新作ですが、既刊と関連性もある作品です。今は、その新作の、続編を執筆中。
忙しく仕事させてもらってますが、合間に旅行などもしてきました。その話は、また次回に。