日々

なかなかブログが書けずにいます。
元気なことを書こうとすると、あまり元気でもないのになと思う自分がいまして。

これまでに私の作品を好きだと言ってくれた方の言葉をあれこれと思い出したりします。たぶん、今、私は人生でかなり苦しい時期にいると思いますが(仕事とは関係のない理由で）、最後の最後に自分を支えてくれるのは小説だと信じたいです。

あなたの作品を待っているひとがいますよと、私を元気づけようとして言ってくれる方がいます。たぶん、ホントに、その言葉がいちばん、私に「元気にならなければ」と思わせてくれるような気がします。

私は気持ちが弱くて、そういうことを言ってもらっても「私を励ましてくれてるんだな」とありがたくは思えども、本当に誰かが私の作品を待っているとはなかなか信じられずにいるのですが、でも、私自身は少なくとも私の次の本を待っている。まだ、本を出したい。物語を書きたい。

自分が元気で生きていなければならない理由の半分くらいが無くなってしまった気がしていますが、それでも半分は残っているし、その残った半分を、なんとかしてもとの大きさまで膨らませていくのが、しばらくの間は私の課題なんでしょう。

意地とか情熱とか根性とか、そういう類のものは、絶対に自分から消えることはないと信じていたんですが、さすがに今はきつい。でも、自分が自信を持って人生の足場にできるものは、そういう類のものだけ。だから、このさきの人生のためにも、それを消さないようにしなければ。

大丈夫です。今日も、書いています。

あ、そういえば、本日刊行予定だった某論集はどうなったんだろう。ちょっと変わった論集に、「浪花の華」の裏話的な小論を書かせてもらったのですが。ゲラが来たのが結構、最近なので、本当に予定通りに出たのかどうか。手元に届いたら、またお知らせします。