気がつけば、一ヶ月以上たってしまっていました、前の記事から。
十日ほどは、遠くに旅に出ていました。
初めての場所に行き、いろんな方と出会い、いろんなことを考えました。
旅行の写真も、おいおいUPできたらと思いますが、新しいデジカメを買って張り切って撮影しすぎたので、整理できなくて、何が何やら……。
そのあと、初盆を迎えて、またいろんなこと考えたりもして。
少しずつ、落ち着いたり、覚悟が決まったり、やっぱり立ち止まりそうになったり、ふらふらしたりしながら、結局のところ、小説を書いています。
先だって新刊を出したあと、一時的に虚脱状態になってしまい、「もう、いいや」と投げやりモードに入りかけていたのですが、私の小説を好いてくれている方の言葉を聞かせてもらったり、次のお仕事について話をしたり、新しいお仕事のきっかけになるかなということがあったりで、いやいやまだ「もう、いいや」ではあかんかなと、思い直しました。
誰よりも私の小説を愛してくれたひとがいなくなっても、それでも書き続けることはできるのではないかと。
ようやく、そう思えるように、なってきたかもしれません。
少しやる気が戻ってくると、心の栄養を摂取する気持ちも出てきたりして、久しぶりに読み返した昔の愛読書にもう一度夢中になったり、すすめられて見始めたアニメがとっても面白かったり、「大人買いで全巻一気読みするぞー!」と思う漫画に出会ったり、小さな楽しみはいくつもあります。週末ごとの楽しみ@欧州サッカーリーグも開幕したし。
そういうわけで。
がんばって書いております。
少し疲れたときに、自作シリーズものの既刊ぶんを読んで、「自分で言ってもしゃーないけど、この話好きだなあ」と思うことができると、かなり元気が出ます。自分で読み返して「好き」と思える話以外、やっぱり、書いちゃいけないと思う。