友人と京都を散策してきました。
写真は法然院。鹿ヶ谷の、静かなお寺です。
ほか、いくつかの寺社をぶらぶらと歩きました。
ともに歴史ミーハーなので（互いにプロとして歴史に関わってもいるけれど、根っこはミーハーで間違いない）、拝観の合間には、大河ドラマや歴女ブーム、戦国ネタのコスプレ等について語りあったり。
私は、ドラマでもアニメでも、トンデモない歴史モノについては、ツッコミいれつつ楽しむのが好きです。むしろ、びっくりするようなトンデモ歴史解釈とか出てくると、「この無理矢理っぷりがすごい！」と楽しくなってしまったりします。……いや、自分の作品でも、ときどきふと我に返って自分でツッコミたくなり、「いやいや、それを私が言うたらはじまらん」と思いなおして突っ走ってますし（笑）。
友人は私よりも正攻法のアプローチで歴史仕事をしている人ですが、「〈在天別流〉の源流・秦氏について」とか「〈別流〉の装束の仕入れ先の考察」とか、あれこれ妄想トークをしてくれる、楽しい研究者でもありまして。
一緒に美々卯のうどんを食べながら、「十一屋に来たばかりの小次郎は、上方風のうどんを本当においしいと思ったか。実際のとこは口に合わなかったんでは」「宗さんは江戸に行ったら麺類の出汁に文句をつける典型的な大坂人に違いない」等と盛り上がったりも。
もちろん、真面目な歴史話もした……はず。
楽しいひとときでした。
