福井でのもろもろの手続きが終わった、と、前の記事に書きました。「終わった」ことから始まる手続きもあるので、しばらくの間、あれこれと事務的にめんどくさいのですが。それでも、なんだか、この山越えたらがっくり気が抜けるだろうなー、と予想はしていた通り、やっぱりちょっと、アレですね。ちょっと、いま、駄目です。
この一年半、感情が激しく波打つことに、必死で対処していたという感じなんですが、ここにきて、逆に、ひどく空っぽなモノと戦わなきゃならなくなった気分。後始末をしなくちゃ、という思いは、結構なエネルギー源になっていたようで、始末することもなくなってきてしまうと、自分が空洞になった感じで、駄目です。
平均的には、まだ人生折り返しくらいのはずなんですが、どうにもこうにも、あとは「余生」という気がします。ここから先にあるものが、「残り」とか「おまけ」とか、そういう類の、「別になくてもよかったもの」に思えて仕方ない。なんというか、気が狂いそうな激情の対処の仕方はちょっと判ってきたつもりだったんですが、この空っぽなモノにどう対処していいのか判らん。
激情と戦っているときは、それを文章に書くことは、感情をより激化させる結果しかもたらさないだろうと思って避けていたのですが、空虚なモノというのは、もしかしたら、文章にすることが出口を作るかもしれないとちょっと思ったりしながら、これを書いています。
あ、習い事はちゃんと続けています。順調に進んでます。先生にも、今のところ、褒められます。初歩の初歩をやっているときって、進歩が目に見えるので楽しいんですよね。もう少しだけ、がんばろう。
