ぼちぼち暮らしております。
アレコレ考えるとしんどいことが多いから、ともかく何事にも感情を動かさず、淡々とすごそうと心がけていたのが、どうもよくなかったようで。
ちゃんと笑ったり泣いたり怒ったりして、感情を動かすことを恐れずに暮らしたほうがいいんでしょうね。悲しいこと、嫌なことを直視するのはしんどいですが、目をそらしてても、どうなるもんでもないしなー。

たぶん……なのですが、作家なんぞやっている以上、感情の起伏は平均より大きいほうだと思うので、淡々と生きるのは無理なのです。たとえしんどくても、ちゃんと泣いたり笑ったり怒ったりしよう。

ところで、最近、海外ドラマを見ています。歴史もので、ちょっとしたきっかけがあって、DVDを取り寄せて見始めたんですが、主演の(主演扱いが複数いるうちの一人ですが)、往年のアクションスターのカッコよさにやられてます。十話あたりまで、大物俳優だからって見せ場が無駄に長すぎ、若手のカンフーアクションを見たいのに邪魔……等と思っていたのですが、十話を越えた頃から、ずるずる引きずり込まれました。

さすがに年季が入ってて、一つ一つの仕草がいい。ちょっとした裾捌きなんかが、ひと味違う。それでいて笑顔はかわいい。そう、笑顔が可愛いんですよ、若い頃と変わらず。敵の罠にかかって痛めつけられてる姿に、本気でやきもきしている自分に気づいたとき、「やられた」と観念しました。……いや、まさか今になって50過ぎたユン・ピョウにハマるとは思わなかったです。見始めたときには、「あー、このひと、まだいたんだ。昔、香港カンフー映画、流行ったよね」程度の認識だったというのに、なんか悔しい。でも嬉しい(笑)。

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