昨日の映画の感想が、一晩たって読み直してみたら、なんだか微妙。なんというか、コレほめていいのかなあ、と思うところがあって、吹っ切れないまま書いたんだなあという感じがした、自分で読むと。

つまるところ、ちょっとネタバレなんですが、この映画、最後のドンパチの舞台がチェルノブイリで、その際に、今、この国で見るには、放射能汚染問題の扱いが軽すぎたのですね。そりゃないだろと思うほどにひどかったってわけではないし、作品のノリからすりゃああいうもんだろとは思うんですが、装備もなく突っ込んでいったと思ったら、放射能中和ガスなるものが出てきて、簡単に中和されちゃったりして。あー、まるでコスモクリーナーDだわ、そんな簡単にすませちゃっていいのかと思ったりしたんだけど、じゃあコスモクリーナーDの出てくる作品(宇宙戦艦ヤマト)については、そういう意味で引っかかったことはないわけで、不謹慎と憤ることではなかろうとは思うけど、今のアメリカじゃこういうあっけらかんとした扱いかー、とは思うわけで、なんかややこしい気分だった。

でもそもそもダイハードだし、町なかでヘリから機銃掃射なんかやってる段階で、不謹慎とか言ってもしょうがないし、暴力沙汰が駄目な人にとって、初めっからとんでもなく公序良俗に反するシリーズだよねコレ。私は嫌いじゃないが。

まあそういうわけで、モノが壊れまくって不死身の主人公があばれまくる話としては、とても面白かったんです。マクレーンの息子が、親父と肩並べられるくらい強くてびっくりした。親父が超人的、という描き方になるのかと思ったら、マクレーン家が超人的なのだった。あ、シリーズの4は未見なので、そこで出てきたという娘が超人的だったかどうかは知りません。

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