週末、梅田で観劇してきました。
「大阪城パラディオン」。大坂の陣を題材にした、歴史歌劇です。
正確には「太鼓歌劇」というちょっと耳慣れないモノでして。OSKや宝塚のスターOGの方々と、打打打団天鼓という和太鼓パフォーマンスの方々の共演で、演劇部分は基本的に宝塚やOSKと同じく、女性が男性を演じるミュージカル(一名のみ男性)、戦闘シーンは迫力ある太鼓パフォーマンス……という感じ。初演は昨年で、今回は再演。
以前に、縁あって初演時のDVDをいただき、真田幸村役の桜花昇ぼるさんと、後藤又兵衛役の鳴海じゅんさんのカッコよさに惚れ込みまして。今回、再び縁あって、再演の千秋楽にお招きいただきました!
いや~~DVDの何倍も何倍もカッコよかったです!
桜花さんも、鳴海さんも、舞台に登場するだけで華やかで! 歌劇スターのオーラってすごい!とぞくぞくしました。
それにまた、双方の「競演」ってところが、またすごい。
実は、DVD版で見たとき、それに驚いたんです。宝塚もOSKも、それぞれの舞台では何度か見たことがありますが、この「パラディオン」では、双方のスターさんが出ているので、なんかこう……オーラのぶつかり合いというようなものが、それぞれの舞台のときとは、また違う気がしまして、そこがカッコいいいいっ、と。
基本は大坂の陣ですから、大坂方の武将はみな死んでいきます。わかってるんですけど、やっぱりかなしい。それだけに、最後、みなが揃って、生き延びた塙団右衛門を迎えるシーンは泣けました。大坂の陣の戦いのなかに、鬼や妖狐の妖怪伝説をからめたストーリーも面白く。戦闘シーンを太鼓で表すのも新鮮で。
梅田からの帰りの新快速のなかでも、シーンを反芻してニヤニヤしたりため息ついたりするおかしな人になってたんじゃないかと思います。すばらしかった……余韻にひたっております。
パンフレットと、桜花さんの真田幸村写真集。ふふふ。サイン入りです~!