舞台「未来記の番人」いよいよラストの三日間に入りました。
今日の公演が終わり、あと四公演。
どうか、無事に、最後まで上演できますように。
去年、「舞台化、どうですか」とお声かけていただいたとき、まず思ったのは、この状況で舞台が可能なのか?ということでした。ちょうど、いろんな舞台やコンサート、イベントが中止になり、私自身、チケットの払い戻しを何度も何度もやっていたころでしたから。
だけど、そういう先の見えない時期にあって、ちゃんとこのさきのエンターテインメントを考えている方がいるんだと、そのことが、希望だとも思いました。自分の作品が舞台に、ということはもちろんうれしいけれど、それとは別に、何もかもが中止になっていくなかで、その向こうにあるものを見すえて動き出すひとがいるのだと、そのことに、はげまされました。
私は、チケットをとって会場に足を運ぶという娯楽を、ずっとずっと大切にして生きてきたので、それがないと、ホントにつらくて。だから、今はダメでも、ずっとダメなわけじゃないんだから、と。
今は、また、きびしい状況です。とくに、松竹座のある大阪は。
戸塚さんが、AERAのインタビューで言っておられました。今は、舞台を見るのも勇気、見ないのも勇気だと。
この状況では、来ない勇気もある。私も、前の「蘭」のときのように、友達に「来てきて~!」と声をかけまくることもできず、寂しさも味わいました。
だけど、ここまで、無事に公演が続いてきました。
本当によかった。
あと四公演です。
最高の公演を、期待しています!
今日もステキでした。
「行くよ」と言ってくれた友達に、「すごくいい舞台にしてもらったから、楽しんで!」と力をこめていえることを、ホントに幸せだと思っています。
……で、いま、Mステ見てるんですが、ほんまに千里丸の戸塚さんは、劇中で巽が紹介していたように、このあと、東京でナマで歌うたわはるんでしょうか?六時過ぎまで松竹座で千里丸やったのに?!
九時半、ほんまに歌わはったー!
すごい!かっこいいなー!
松竹座にまたお帰りになるの、お待ちしてます!(原作バージョンの巽がいたら瞬間移動させられるんですが、残念!)