二日目も見終わりまして、もうちょっとだけ詳しい、短めの、感想です。
具体的な舞台のネタバレはないですが、原作本まったく読んでなくて白紙、という方には、そこそこネタバレ入ってます。拙著読んでくれててこれから舞台見る予定の友達にどうだったって聞かれたらこういうことを私は言う、という感想を書いてみました。まずはメインの四人分。
千里丸、しゃべるしおどるし戦うし悩むし、二時間と少しの間にホントにあれもこれももりだくさん! 熱量すごい! 圧倒される。二階席でもめっちゃ伝わってくる! 「主演・戸塚祥太」という堂々の迫力。原作の千里丸より根っこが明るい千里丸で、見終わったときに最初に思ったのは、戸塚さんのイメージで思い浮かべながら自作を読み直してみたら刺激的だろうなと。
士郎左が、ああならないバージョンあったんですよ最初。何度も書き直した、最初のほうのバージョン。あのシーンがめちゃくちゃよかったから、よけいに、ああならないバージョンで書いていたならと思う矛盾。いやほんまに。すごくよかったからこそね! ほんまにね! よかったからこそね! なんとかこう、ね……。(この件に関して次の記事で補足しました。なんかもう、これほんまに胸いっぱいで……)
巽役の冨岡さんのファンの方は先にパンフ見といたほうがいい……って、ファンの方ならすぐわかるのか。私ゲネプロのときわかんなくてパンフ見てびっくりした。全体にお兄ちゃん力の高い巽だけど、旦那様との関係がすごくいい! 私はそこを強く推す。あと、すごく飛ぶ、てか、回るよびっくりしたよ!
私この話書いたとき、史実がらみでいろいろ書きたいことあったんだけど、それとはまったく関係ない方向で上位にあったのが、超能力美少女バトル書きたいっていう自分の好みに正直な欲求で、舞台の上でまさにそれを堪能できてめちゃくちゃ幸せ!紅羽ちゃんかわいいシーンも多いけど、バトルシーンかっこいいぞ! こういう超能力バトルが見たかった!
以上です。
もうちょい真面目な感じなことも、書きます。
書きたいことはたくさんあるの。
この舞台、私すごく好きです!
書き忘れてたことを思い出したので、追記。
劇場売店にて、原作本発売中です。千里丸の帯つきです。
昨日、売店にいたときに、買ってくださる方を見まして、自著が売れる瞬間を目撃するというのはなかなかめったにないものなので、うれしかったです。お買い上げいただき、ありがとうございました。