舞台のネタバレにならない範囲で、何か関連のことを書きたいなと思ったんですが、どうにも難しい。
なので、在天小ネタをつぶやきます。
まったく白紙で舞台を見たい、という方は、避けていただければと。
舞台というか、舞台を見ていて思った、キャラの話です。

舞台の若狭が、刀を使い分けてるなと気づきまして。
最初に持ってた刀と、最後に持ってた刀が違う(もし同じだったらすみません。でも、「わ、違う」と気づいて、なんだかわくわくした。ちなみに、「刀を持っていない」シーンも多いので、そのあたりの使い分けが細かくて好きです。……ここまで自信たっぷりに書いてて、もし同じだったらどうしよう……)。

で、ここから、舞台に直接関係ない、キャラ小ネタなんですが。

刀というと、去年、一年間、いろんな名刀を持たせてもらって勉強したんですが、とにかく、やっぱり、重いんです。すごく、重い。あれこれ手に取るうちに、「これ、女性が振り回すのって、どうしても限度があるだろ」と思うようになってしまいまして。「女性剣士が大勢相手に華麗に立ち回りって、実際、無理なのかなあ」なんて寂しく思ってもいたのですが。
あるとき、二代目和泉守兼定、通称ノサダの刀を手に持つ機会を得まして。それがもう、びっくりするほど軽かったのです。刃長はさほど短くないのに、重ねが薄くて、ホントに軽い。「これなら、女性も持てる!左近が持ってたのはこういうのだ!」とすごくうれしくなって、そのとき、左近の刀は「ノサダ」に決まりました。

じゃ、若狭は何かっていったら、大坂新刀の、がっつり重いやつとか似合うんじゃないかと。重量級、って感じのをさりげなく使いこなしててほしい。……や、ノサダと同じときに、助広の刀も持ったんですが、こっちがもう、ホントに重くて。これを華麗に扱える腕ってすごいなと。

舞台には出てないですが、弓月は、出自的に、来派とかいいなあ。

……なんてことを、舞台の殺陣みながら思ってました。
在天別流は、千年の歴史の間に、名刀あれこれ武器庫にとりそろえてますから、兄上が使いやすいのを妹に選んでくれてまして、たぶん、すごい名刀とか普段から持ってそうです、左近さんは。

明日、大阪千秋楽。
楽しみです!

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