新刊、届きました~!
「緒崎さん家の妖怪事件簿 狐×迷子パレード!」
たぶん、週末くらいに発売かなと思います!

今回もまた、とってもかわいいイラストを、かすみのさんが描いてくださいました! 3冊目にして、表紙に人数が増えています。トップアイドルにして金太郎の子孫、鬼退治にこだわりをもつ少年ハヤテ君、満を持して表紙に、しかも、因縁の鬼・酒呑童子の隣に登場です。

新登場の妖怪さんは、飼い主大好きな化け猫くんと、シュウ君大好きな雪女ちゃん。それから、タイトルにもあります通り、化け狐さんご一行様。
若菜、シュウ君(酒呑童子)、アキ君(鵺)の三人組に、ヤマタノオロチ、浦島太郎、ぶんぶく茶釜の、竹取屋敷同居人(妖怪?)たちもくわわって、大騒ぎの一冊です。
ぜひぜひ、お手にとってみてください!
なかのイラストも、とってもかわいいです!

去年の2月に1巻を出してから、一年足らずで3巻目。
初チャレンジの児童書ジャンルに受け入れてもらえて、ほっとしています。これからも、こちらのジャンルでも、書き続けていきたいです!

あ、春に出る時代小説は、児童向けではなくて、一般向けです。大坂が舞台の、連作事件もの。ノリとしては、「洪庵」シリーズに、ちょっと似てるんじゃないかなって感じです。

その「洪庵シリーズ」の舞台のほう、追加情報が発表になりました。
脚本、松田健次さん。演出、錦織一清さん。音楽、岸田敏志さん。

……演出されるのがどなたなのか、知ったのは、だいぶ前なんですが。企画書を見た瞬間、指を鳴らすあの有名なイントロが脳内に鳴り響いたことを白状いたします。なんといっても、十代の頃のアイドルですから!

キャストも、追加発表になりました。
上田堪大さんと、佐藤永典さん。
お二方とも、2.5次元舞台などで活躍されてる方です!
上田さんは、天游先生の息子の耕介さん。佐藤さんは、さて、どういう役になるのか、作者もまだよくわかっていません。原作には登場しないキャラクターです。舞台は舞台、すべてが小説の通りではないんだよね、ということが次第に明らかになってきておりまして……どきどき。

舞台化は初体験で、とてもとても楽しみだけど、一方で、不安はありますし、感情があっち向いたりこっち向いたり大変だったりはするのですが、そういうのすべて、前のめりに経験しこうじゃないか!、という気持ちでおります。ドラマのときもそんな感じで、最終的には、あれこれひっくるめて「いい経験だった」と思っているので。滅多にできる経験ではないですから。自分の作品を、別のジャンルのプロの方が、別の形に変えていく。不思議な気持ちになるでしょうが、それも、貴重な体験。

こないだ、友達とカラオケ行きまして、ボックスにこもってだらだらおしゃべりして、ご飯食べて、映像見て、まただらだらおしゃべりして……という、リラックスタイムを長々と過ごしてました。私が歌うのは、基本、アルフィーさんかアニソンなんですが(気心の知れた趣味の合う相手としか行かないんで、好きな歌だけひたすら歌います)。最近のカラオケって、プロジェクターの大画面で映像が見られるようになってたりしまして、せっかくやし、「桜華に舞え」とか「勝利の凱歌」とか、御本人映像付きの歌を映してみたりしました。この方が左近ちゃんで、この方が若狭くんになるんだよねー、どうなるんだろ、なんて、話しながら。……や、他の方の映像もあると思うんですが、とりあえず、すぐにわかったのが、そのお二方でしたので。こういうのも、また、「滅多にできない楽しみ方」かな~、なんて。

あ、しつこいですが、「緒方洪庵・浪華の事件帳」シリーズは、ただいま、手に入りにくい状態にありますが、舞台上演が近づきましたら、新装版が出ます。舞台情報の載った帯がついたのが。もう少し、お待ちくださいませ(出版社の事情と、舞台化決定のタイミングが、なんともびっくりするくらいかみあわなかったんです……情報解禁の時点で、在庫ありにしたかったんですけど……!!)