福山へ、日帰り旅行。
目的はこれです。
国宝や重要美術品がずらり並んだ名刀展。見応えありました!
一通り見て、いったん外に出て、所蔵絵画展を見て、二階の図書コーナーで図録をぱらぱらと読んで(完売で買えなかったのです。残念)、再入場して、もう一度、じっくりと。平日なので、立ち止まってじっくり眺めても大丈夫なくらいすいていまして、気の済むまで見つめてきました。特に、国宝「明石国行」を! 明石国行は、今年の冬に東京でも見たので、二度目なのですが。二度目でも三度目でも明石が見られるなら遠征します!
ゲームの「刀剣乱舞」にハマってから、あれこれ刀を見に行っているのですが、じっくり、たくさん、いろんな刀を見たい!と積極的に思い始めたのは、代々木の刀剣博物館で明石国行を見たのがきっかけ。それ以前にもいろいろ見てはいたんですが、刀剣博物館さんの、素人にもわかりやすく、それでいて専門的な説明を、ほどほどにすいている状況で味わうことができて、初めて、「刀って、こういうふうに見て楽しむんだ」とわかった気がしました。京博さんや東博さんは、なにせ人が多くて、じっくり見られないので。いや、そうやって人が押し寄せる状況を作っているのは、まさに私のような刀剣乱舞ファンなわけですが。……あとね。そのときまでに見た刀剣乱舞関係の刀のなかで、ひいき度がいちばん高いのが明石さんだったので。やっぱり感動が違った(笑)。おおおおこれが明石のホンモノか、美しいーー!って。二度目でもやっぱり美しかった……! お初にお目にかかった江雪左文字さんは、予想より大きくどっしりした印象でした。頼りになりそう、という感じ。
いったん駅に戻ってお昼を食べて、その後、美術館の隣の福山城天守閣へ。
天守閣は昭和の再建ですが、櫓などは部分的に江戸期のものが残っています。天守閣の上からの景色はこちら。
とにかく天気が良くて。
お城を一通り歩いたあと、予定では歴史博物館に行くつもりだったんですが。この日和に屋内にこもるのは勿体ないと思い、足をのばして、明王院に行くことに。
国宝の五重塔。
山あいの、静かで綺麗なお寺さんでした。