五年ぶりに、箱根関を越えました。
成人したあと、これほど長く東京にいかなかったのは初めて。年に一度は行ってたからなあ……。
久々の東京で、史跡をめぐったり、人と会ったり、あれこれしながら、合間に見たモノ。
その１。
Ｗ杯に合わせて上野でやってたコレ。
「ボールはともだち、キャプテン翼展」。
私のサッカー好きの原点はコレです。この漫画が好きで、サッカーに興味を持って、同時期のＷ杯でマラドーナの五人抜きを目撃して衝撃を受け、それ以来、ずっとサッカー好き。
漫画の原画だけでなく、現日本代表選手のインタビュー映像など、もりだくさんの展示で、予想より混んでました。根強い人気なんだなあ、キャプ翼。最近のは読んでなかったので、大好きだったＧＫ若島津くんが、プロになったあとＦＷに転向していることを、初めて知ったよ。日本代表で日向と若島津ツートップとか、なんだそれ。
その２。
ずっと見たかったコレ。
実物大ガンダム。
品川で一時間ほど時間が余りまして。
マニアックな史跡を見に行こうかとも思ったんですが、未だにガラケー生活の私は、ややこしい場所を探してたどりつけるか、自信が無く。
だったら、巨大ですぐ見つかるモノを見よう！と、お台場へ。
思ったより、でかかった……。
周囲でテンション高く写真撮ってる外国の方が多かったのに、驚きました。さすがガンダム。
キャプテン翼にしろ、ガンダムにしろ、かつて愛して、今でもその名残が自分のなかに残ってるほど、のめりこんだいくつもの創作物の存在が、創作を生業にしたいと願う自分を作り出したことは間違いないです。ひとが物語を愛する、そのエネルギーの大きさみたいなものを、肌で感じられる場所が好きです。そういうエネルギーが昔も今も自分を動かしています。今回の東京ではいくつか、そんな場所をまわりました。かつて好きだったものを、ちゃんと好きでいられることを確かめるみたいにして。
東京行きのメインの目的は、もちろんお仕事話で、ゆっくりではありますが、新刊の予定もちゃんと進んでいます。がんばります！
