(「浪花の華」蔵出しレポです。
この記事についての詳細は、6月1日付の「浪花の華」再放送、という記事を御覧ください。
08年11月11日、京都太秦の東映撮影所によって行われました、「浪花の華キャスト&スタッフ顔合わせ」会のレポです)

・台本読み。ト書きやシーン説明をディレクターさんが読み、科白を各人が入れていく。初めのシーンは天游先生から。ドキドキ。一言発した瞬間から、「おおお」という感じ。天游先生がそこにいました。すごいよ、ホンマ。章くんの声が小さくて細くて、なんだか頼りないな大丈夫かな、って感じだったのだけど、感情的な長セリフになると大声で、しかも台本を見ずに一気にまくしたて、「おー、さすが」と感心。

・栗山さん、初めの科白が可愛らしい女の子という感じで、「ちょっと脳内イメージと違うかな?」と心配するも、男装で登場のシーンになるとキリっとしてて安心。でも、やっぱ、基本は「可愛い」感じかなー。ディレクターさんの指示を一つ一つ「はい」と素直に台本に書き込んでいる姿が可愛い。最初にちょっとしたアクションシーンがあるんだけど、そのシーン(科白はない)のト書きをディレクターさんが読んでいるとき、ちらっとアクションの真似をしてみせてた、その笑顔がものすごーく可愛かった。

・若狭くんは1話はほぼ一言だけなんだけど、めっちゃ渋い声。え、こんな声のひとだったっけ、と思ったくらい。赤穂屋さんの芦屋小雁さんは、さすが味わいのある読み方。

・かなり何度も「今のシーンもう一度」とやり直す。ディレクターさんが細かな指示を出し、科白もところどころ変更。イントネーションのチェックもその場その場で。ときどき、漢字の読みが間違ってるひとが(誰かはあえて書かない笑。でも複数の方)。時代劇ってやっぱ特殊な世界なんだなあ、としみじみしてしまった。

・30分で終わる予定の1話が、大幅に時間オーバー。45分くらいに。そこから休憩なしで2話へ。

・2話。原作では後半1話の神道者の話。おあき役の女の子がとっても可愛いもので、悲しい結末を迎えるのが可哀相でしかたなくて、よー私こんなひどい話書いたなと思ったほど。太陽くん熱演。大坂言葉も良い感じ。初めて弓月さんが喋りまして……でも短い科白なんで、なんとなく、良い声だなー、ってだけで終わっちゃって残念。

・同心役の科白が多く、いろんなバージョンを試してみたいから、とのことで、何度か同じシーンをやりなおし。左近ちゃんは、「男装のとき」「女装のとき」以外に、「男装なんだけど女の子らしいとき」のしゃべり方も分けてほしいと言われてて、なんだか難しそうだなと。でも、凛々しい左近ちゃんを演じてくれそうで、期待がふくらんでくる。

・ディレクターKさんが、栗山さんに指示を出すときにずっと「左近ちゃんはね」「ここで左近ちゃんが……」と、「左近ちゃん」呼びなのが面白い。私も「左近」には必ず「ちゃん」がつくんだけど、Kさんもそーなのねえ、と思うとおもしろい。ちなみに「章」は「章」と呼び捨てのKさん。若狭も弓月王も呼び捨て。左近だけ「左近ちゃん」。

・1話のこと。ラストシーン近くの殺陣。御文庫の裏での。左近の刀での殺陣→短銃、のシーンのあと、若狭が登場して悪人を素手でやっつける。原作(と脚本)では、そのあと、逃げた悪人を若狭がさっさと捕まえて終わり、なんだけど。Kさんの指示で、「一話の時点で〈在天別流〉の武器を総動員したい。殺陣も長く」と変更。原作では左近が投げるのは小柄なんだけども、ドラマでは中華手裏剣(どんなん?)だそうで、その手裏剣が登場。さらに用心棒と若狭の殺陣と続く感じ。破落戸の数も原作より増えてる感じなんだけど……まあ〈別流〉のアクションが派手になるぶんには文句はないんでいいです。その増えた部分がみんな若狭のシーンでも文句はないです、池内さんの、〈別流〉衣装での二刀流の殺陣がめっちゃ楽しみ。

・左近ちゃんの「笛」吹くシーンが、龍笛と思ってたら篳篥だそうで。そりゃ東儀家つったら篳篥だけどさー。絵にならんのと違うかしらと心配。篳篥って吹くときほっぺがふくらむでしょ。龍笛じゃダメなんかなああ。……つーか、弓月さんも篳篥なのかなー(T_T)

・セリフ、窪田くんだけは長台詞も全部すでに覚えてきてて(栗山さんも、章との会話シーンなど、台本見ずに、互いに顔見て掛け合いしてた)、熱演だったんだけども、それでも、何度もやり直しでいろんなバージョンで読み直しを。

(4へ続く)