今日のおやつ、鹿児島名物、「あくまき」。
餅米を竹の皮に包み、灰汁で煮込んだもので、もともと薩摩藩の兵糧だったそう。今は、きなこをかけていただきます。独特の苦みのある、粘り気たっぷりの「ちまき」。おいしいんです!
両親が子供時代を鹿児島で過ごしているため、私も鹿児島の食べ物には馴染みが深く、「あくまき」も、子供の頃から、よく食べてました。でも、鹿児島県外では、ほとんど見かけることはなく、デパートの九州物産展などでも、あんまり出てこない。五月の節句に「ちまき」として食べるそうなので、季節限定ものでもあるのかな。
「しばらく食べてないねえ」なんて家で話していたら、偶然にも翌日、京都伊勢丹の九州物産展の広告の隅っこに、発見! さっそく買いに行きました。
久しぶりの味が、おいしい~!
でも、竹の皮にぺったり張り付いているので、ひっぺがすのが大変だし、包丁だと切りにくいし洗うの大変だし(糸で切るべきだったらしい)、味も独特だし、万人受けする食べ物ではないなという気はした。でも好きだ。