旅行記、ラストは車窓から見た風景をあれこれと。
旅行中の移動手段は、8割くらいバス。
道が凸凹なので、もう絶叫マシンのように揺れました(笑)。おかげで、ちっとも酔わなかった。酔うとか、そういうレベルじゃない。油断してうとうとしてると、ふいに大揺れして、座席から軽く15センチは浮き上がる。座席に置いてた荷物はぶっ飛ぶ。舌噛みそうになる。もうねー、笑うしかない。

でも、私、結構そういうの、楽しいんです。旅してるんだなー、ここは日本じゃないんだなー、って実感がわく。なかなか、ドキドキもののドライブでした。ここでバスが事故ったら、どうやってサバイバルしようかなー、なんて妄想しながら、車窓から街灯もない夜道を眺めてました(事故りそうだった、というわけじゃないですよ。テンションあがると妄想スイッチが入るだけです。いつものことです・笑)。

竹で造られた、手動のゲート。通行料を徴収しています。
夜間に通過した集落のうち、何割かは、電気がなさそう。調理する火とランプの明かりのまわりに、人が集まっていました。

荷台で楽しそうな子供たち。目が合うと、笑顔で手を振ってくれます。
インドの観光地では、なぜか、見知らぬインド人に「一緒に写真を撮ってくれ」と頼まれることがありまして。二度ほど、見知らぬ子供と一緒に記念撮影しました。あれは、「こんな変わった外国人も来てたんだぜ」というネタ写真になるのでしょうかねえ。

鳥屋さん。牛や豚を食べることに制限があるからでしょうか。よく目につきました。その場で絞めてました。

……あ、バスのことで、念のため。揺れたのは、私がいちばん後ろのシートに座ってたからかもしれません。座席は基本的に、ツアーメンバーみんなで、前後ゆるやかに交替しながら使いましょ、って感じで、添乗員さんが、バスに乗り込む順番を日替わりにするなど気を遣ってくれたんですが、ツアーの常として、徐々に固定してくるんですよね、座席。前に座りたいひともいれば、後ろがいいひともいるわけで。私、後ろの席が好きな質なんです。

あと、インドのバスは基本的に暖房がないので、寒かった。全日程の三分の二くらいは、車中が寒かった。

暑いと思い込んでいたので(ガイドブックでもネットでもそう書いてあったし!)、冬物の服は一セットしか持っておらず。日本を発ったときに来ていたセーターを、ずーっと着ていました。一枚しかないから、毎日同じ服だけどどうしようもない。あー、写真ずっと同じ服で写ってんだなあと思ってたんですが、帰国後チェックしてみたら、そもそも、どの写真もダウンかパーカーで、セーター姿の写真すらなかったよ、寒くて……。
長袖シャツで写真とれるくらい暖かかったのは、ブッダガヤの昼間わずかな時間だけでした。

……というわけで。
感想を一言でいえば、「インド寒かった」(笑)。
また行きたいです。今度はちゃんと、タージ・マハルが見たい!

旅でご一緒させていただいた皆様、もし、ここ御覧になってたら、ありがとうございました。とても楽しい旅でした。ご縁があれば、またいつかどこかのツアーでお会いしましょう!

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