琵琶湖畔に遊びに行ったら、乗った電車が、最近話題のラッピング電車でした。「ちはやふる」です、カルタ漫画の。車内もカラフルでした!

出かけた目的は、いつものあれです。
アルフィーさんの秋ツアー、My初日、びわ湖ホール。
以下、ネタバレあるので、同類の方はご注意ください。

斬新な演出あり、なつかしい曲ありで、楽しかった!
いちばん嬉しかったのが「ジェネレーション・ダイナマイト」。聴くと気合いの入る曲。それから、「Heart  of  Justice」。これも大好き。今の自分が聴いてどうこうというより、二十歳前後の頃の私に、本当に大きな影響のあった歌なので、特別。あと、「My Truth」とか、「悲しみが消えるとき」とか、嬉しかったなー。「LIBERTY BELL」も本当に久しぶりで嬉しかった。

で、ちょっとまた、アレな話になってしまうのですが(しかも長い)、本編最後の曲が、「君に逢ったのはいつだろう」で。あー、とうとう来ちゃったかー、という感じでした。時々ライブで歌う曲だから、きっといつかは聴くことになるだろうけど、そのときに平常心で聴けるのかな、パニクらないかな、とずっと怖かった曲。テーマが、輪廻転生なんです、この曲。死に別れちゃった恋人と、また生まれ変わって逢えるよねという、そういう歌。

この曲を初めて聴いたのは、学生時代なのですが。その頃の私は、人の生き死にについてかなり悩んでいて、というのも、友人が続けて病気で亡くなってしまって、なんだかもう、気持ちがいっぱいいっぱいで。でも、別れの悲しみを歌いつつ、最後に「君に出逢うのはいつだろう」と未来に向けて終わるこの歌を聴いて、ふっと気持ちが軽くなっていったのです。なんか本当に、救われた瞬間だった。

だからというか、それでもというか、ともかく、今、そういう歌は結構、聴くのが博打というか、あのときに救われたからといって、今もそれは通用するのかどうか心許ないというか、正直、自分のグリーフケアをどうすればいいのか、今もまだ手探りで、あがきながら暮らしていて、落ち着いたようでいても、何かきっかけがあったら暗転するかもしれんと怖いもんで、そういうことはできるだけ避けたくて、だからこの曲も、聴かないようにしてました。

でも、なんだか、穏やかに聴けた。あーやっぱりいい歌だなあと。今はこの歌では救われないと思いますが(というか、あの頃に救われたからもういいのだ)、本当にいい歌だ。大好きだ。そんでもって、今はどっちかというと、「ジェネレーション・ダイナマイト」のほうに救われた。ていうか、元気出た。私がいちばん彼らに求めてるのは、こういう、がむしゃら説教ソング。次に高見沢節ベタ甘ラブソング。なので、ラストの「TIME&TIDE」も嬉しかった。

あ、あと、「Nouvelle Vague」が良かった! あれ歌ってるときの高見沢さんは無敵にかっこいいと思う。

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