またまた映画行ってきました。「TIGER&BUNNY」。去年放映された深夜アニメの劇場版です。放映中は見てなかったんですが、劇場公開を前に、友達が(タイバニ大ファンの)全話DVD貸してくれまして、一気視聴。おもしろかったー、劇場版も行きたい-、ということで、彼女と一緒に行ってきました(彼女はすでに何回も見てる)。

陽気に明るいSFアニメ!……って感じで、ともかく楽しい作品でした。たとえば、同じアニメでも「魔法少女まどかマギカ」だと、内容的に陽気に明るく……とはいかないわけで(あ、まどマギも好きです。こっちも劇場版行きたい)、「タイバニ」はあれこれ考えずに作品世界に入り込み、そのなかでひたすら笑って楽しめる映画でした。キャラがみんな楽しい! 見所はいろいろあったけど、見終わっていちばん印象に残ったのが、キング・オブ・ヒーロー、スカイハイさんの秘密(笑)。

古い友人である彼女と一緒にアニメ映画行ったのって、それこそ二十数年ぶりじゃないかしらと思うのですが、古いオタク友達って、何年もの時間を一瞬のオタク話で乗り越えられちゃうところが良いです(笑)。

一日楽しんで、帰宅したあと、ふいに、あー「笑う」っていいなあ、と思いました。なんか、このところ、笑ってなかったなあ。ずーっとにこりともしていない、ということではなくて、それなりには笑うこともあったけど、自分の過ごす時間のなかに探せばもっとたくさんの楽しいことがあって常に笑う機会があるんだ、ということを、ちょっと忘れてたみたいで。自分がもっともっと、笑うことが上手かったこと、楽しいことを探して身の回りに置くのが上手かったこと、思い出しました。

好きなこと、楽しいことが、日常にたくさんあって、笑うことが珍しくなくて、世界が明るく見えるような、そういう生活をしていたことがちゃんと自分にもあったし、これからもあってもいいんだし。

自分の身に起きた変化や、経過した時間のなかで、何をなくしたのか、なかなか自分では気付かなくて、取り戻しかけたときにやっと判る。笑ってなかった、なんて、あまり思っていなかったけど、実際問題、表情筋が強張るくらいには笑ってなかったと思いました。本当に、以前の私はもっともっと笑ってた。特別な日でなくても、毎日の暮らしのなかに楽しいことを集めて生きることが、もっともっと上手かった。それは結構、自信のあることだった。

笑うのって、体にもいいんですよね。もっと笑おう。

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