今年の大河ドラマ、好きです。今のところ、全話見てます。

雅楽シーンが多くて、雅楽器もしばしば画面に登場するのが嬉しい。
宮中でのシーンはもちろん、前回の放送では、清盛さんちの郎党たちとの宴会で、「笙」が登場していました。今の笙に比べて、吹口がパイプみたいに長いタイプのものだったような。正倉院御物の「呉竹笙」と似た形です。

どの時代から、笙の吹口が短くなったんだろうと思い、雅楽器の史料をあれこれながめていたら、久しぶりに笙を吹きたくなりました。
もう一年以上、笙を吹いてません。
今は所属している雅楽会もないし、寂しい。
そのうちにまた、どこかで機会を見つけたいです。

「清盛」関係で興味が復活して、久しぶりに、昔読んだことのあった古代史の論文を読み返していたんですが、思わぬところに四天王寺楽人の記述があって、ちょっとびっくり。学生時代に読んだときは、特に何も思わずにスルーしていたはずです。まだ、楽人にも雅楽にも興味を持っていなかったので。

改めて、四天王寺楽人て、どの時代にも変わらず存在し続けてたんだよな、と思ったことでした。

カテゴリー: ブログ近況