旅の話の続きです。
ベンメリア遺跡は素敵でしたが、アンコールワットももちろん、期待以上のすばらしさでした。

回廊の内部に、江戸時代の日本人が残していった落書きがあるのです。今ではほとんど見えませんし、そもそも落書きしていくなよ、って気もしないではないですが、しかし、江戸時代大好きな身にとっては必見のモノ。

コレ、です。漢字がところどころに見えます。
書いたのは、「森本右近太夫」さん。寛永九年のものです。徳川幕府が日本人の海外渡航を禁止する、直前のこと。
この時代の日本人のアジア地域での動きというのは、ホント、いろいろ面白そう……。

アンコールワットでは寺院上部の回廊にも上ることができますが、階段は恐ろしく急傾斜です。

のぼって、上から見るとこんな感じ。

広大な敷地は見所いっぱいでして、

いっぱいありすぎて手が回らず、現地のガイドさんも、このくらいの立派なものでも、何も言わずに素通りしてしまうくらいでした……なんとなく気になる建物だったんだけどな……。

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