(↑国会議事堂@デン・ハーグ)。

「オランダ旅行記」続きです。
デン・ハーグでの目玉は、マウリッツハウス王立美術館。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などが展示されていまして、見応え充分。……で、ミュージアムショップには、「真珠の……」絵の柄がついた、ありとあらゆるものが売っていました(笑)。

美術館へ向かう途中の橋にて。旗は、オランダ各州の旗かと思うのですが、オレンジ旗と入れ替え作業中でした。もしかして、W杯期間中は、オレンジ一色だったのかな?

郊外にも行きました。

牛も羊もたくさん見ました。

ユトレヒトの近く(行ってみたら、それほど近くなかった・汗)、デ・ハール城。13世紀のお城を、19世紀に修覆したもの。
なんといいますか……平面上に、石垣も堀も城壁もなくお城があると「これで攻めこまれないんかな?」と心配になってしまいます(笑)。

ガーデンフェアなるイベントの開催期間と重なりまして、お城の内部は見られないかもと危惧していたのですが、大丈夫でした。内部見学はツアーのみ、ただし説明はオランダ語(英語の説明書つき)。内部は(入り口以外)、残念ながら、写真NG。

ユトレヒト市内に戻って、もう一つ博物館を見たかったのですが、時間切れ。外が明るいので、ついつい、時間感覚を間違ってしまうのです。22時頃にようやく暗くなる感じでした。

オランダといえば望遠鏡の発明者の国。天体望遠鏡の発明は、その後の天文学を飛躍的に発展させ、日本にも近世後期にその成果が伝わり、十一屋のような蘭学者が生まれたわけですが。これだけ夏場の夜が短いと、宗介さんのような「星ぐるい」は、さぞかし欲求不満だったろうなあと思ってしまいました。まあ、そのぶん、冬は思いっきり夜が長いわけですし、そういった季節の差が天体への関心を生むのかもしれません(世界最古のプラネタリウムもオランダにあるとか。見たかったけど、少し遠かった……)。

日付変わって、再びアムステルダム。
初日にはお休みだった国立博物館へ。入館前のセキュリティチェックが厳しいこともあって、行列が。
実は、こちらも修復中。一部しか、見られませんでした。レンブラントの「夜警」など有名な絵画のほか、17世紀の海洋国家オランダを感じさせる展示が充実。修復中でなければ、もっともっと見られたはずで、かなり残念。

ちなみに、この博物館前の広場が、例のオレンジ・セレモニーの会場でして。
セレモニーのときはこう↓

平常はこう↓

ほぼ同じ場所から撮影しておりまして、奥の建物が博物館。そのすぐ前に、セレモニーのステージがありました。こうして見ると、遠い! あの日は、広場の全てがオレンジの人でいっぱいでした……。

市民の足、トラム。これと、バスが充実していたため、今回の旅行では一度もタクシーに乗りませんでした。もちろん、オランダ在住のお友達の案内がカンペキだったから、でもあります。kuronecoちゃん、ホントにありがとう!

オランダの信号は、かなりの割合が押しボタン式。押しボタンの表示が、なんだか一コママンガ的でかわいくて、お気に入りでした。

旅行中、もちろん、おいしいものもたくさん食べたのですが、食べ物を前にすると、写真を撮るよりも先に手が出てしまうもので、UPできる写真がありません(笑)。名物クロケットほか、いろいろ食べたんですけど。

女三人の旅行なもので、ホテルに帰ってからも、わいわいティータイムを楽しみまして。日蘭協会さまのパーティでもいただいた、なかにキャラメルをはさんだオランダ・ワッフル。それを、アムステルダム流に、ティーカップの上に置いて、湯気で少し温めて食べるのがとってもおいしい!
……写真があれば、ホントによかったんですが(T_T)

初めて行ったオランダ、素敵な国でした。
また、行きたいなあ。見そびれた史跡も、博物館も、まだたくさんあるんです。行きたいなあ。
お天気にも恵まれて(一度だけ、夕立に遭いましたが)、お友達にも恵まれて(しろたまさん、kuronecoちゃん、ありがとう!)、楽しい旅になりました。

デン・ハーグの町並み。

風車の上から見た、ライデンの町。

アムステルダムの運河……は、ちょっと特殊なイメージで固定されてしまったかも(笑)。普段は、こんなにオレンジの町ではないんですよね(^^;)

そして。
今、猛烈に、オランダ語堪能になりたいです。語学意欲が日頃あまりない(汗)私には珍しいほど、オランダ語がちゃんと読みたい(そのほうが、蘭学資料を読むのにも、もちろん便利なわけですし)。

……あー、でも、四ヶ月で蘭語四万語を覚えた「大坂蘭学の祖」橋本先生の語学力には遠く遠く及ばない身。壁は高くて分厚いです。私に十一屋の五郎兵衛さんほどの財力があれば、橋本先生のようなお抱えオランダ語通詞を育成できたのになあ……仕方ないから、自分でがんばるしかないようです(苦笑)。

おまけ。
帰国直後、成田で食べたきつねうどん↓

ベタな日本人だと思いますが、日本に帰ると、すぐにこういうものが食べたくなるという。
しかし!
うっかり、「ここは成田であって、関空ではない」ことを忘れていまして。出てきたきつねうどんの汁が黒いのを見た瞬間、「私の食べたかったものは、これとはちょっと違うんだ……」という気持ちになってしまった、哀しき関西(出身)人でした……。
(……で、食べ物の写真がこれだけというのが、あまりに侘びしい……T_T)

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