風邪をひいたり、講演をしたり、また風邪がぶりかえしたりしているうちに遅くなってしまいました。ドラマ感想です。
「浪花の華」第四話「哀しき宿命」。原作では「異国びと」(「禁書売り」の第三話)。

高麗屋の蔵書を見て目の色を変える章。その後の翻訳シーンとともに、勉学好きの青年らしくて良い感じでした。「翻訳できた」と左近に書き付けを渡すときの章が、それまでとは違って自信に満ちた顔をしていて、かっこよかったです(^^)

前に四天王寺(&奈良)ロケレポで、「若狭に特殊なシーンがあって」と書いたのが、実は今回の中国語シーンのことでして。池内さん、その日、ちょっと長めの休憩時間の際に(弓月と滝川のシーンの撮影中)、ずっとイヤホンで何か聞きながらぶつぶつ繰り返しておられて。音楽聴いてられるのかな、と思っていたら、「後で中国語のシーンがあるんで……」とのこと。結局、その日は時間がおして撮影はなかったのですが、いろんな面で大事なシーンなので(原作とは少し違いますが)、丁寧に演じてくださってるのが判って嬉しかったです。

その若狭、左近との斬り合い(未遂)がとても格好良かったので、もう少し長くやっていただいてもよかった。ちょっと残念(笑)。

あと、ドラマの〈別流〉、基本的に大好きなので、これは不満や文句ではなく、あくまで「ツッコミ」なのですが。

弓月さんの屋敷………すごいですね(笑)。

中も外も、なんとも派手(ついでに弓月さんの衣装も派手)。これ、大坂名物になって浪華講の案内ルートに入ったりしてそう(笑)。……びっくりして門の前で足を止めてしまった章くんの反応が、非常に納得できました。いつかロケ地見学に行って、門の前で記念撮影したいです。

滝川さん、特殊な設定だけに「キャスティングが難しかった」とプロデューサーさんが仰ってましたが、雰囲気すごくよかった。過去を背負った権力者の愛妾をきっちり演じてくださってました。異国人さんも、ラスト、切ない涙、熱演でした。

左近さんの「影武者」シーン。あの短いシーンのためだけに、蘭陵王の装束を着ていた栗山さん。あんまり全身が映らず、もったいない……もちろんあれだけでも素敵でしたが。

楽人兄妹のシーンが、私はとても好きでした。兄の前で感情的になる左近と、あくまで冷静な弓月。ラスト近く、無言で互いを見ていたシーンも。外見的に似ている、という原作の設定はドラマでは出てきませんが、兄妹の雰囲気はとても良かった。……弓月@宮内さん、さすがの美声でした(^^)
そして、もちろん、最後の章と左近のシーンはよかったなあ。「何も判ってない」と言った左近と、それを聞いているときの章の雰囲気が好きです。

3話、4話と続けて、どちらかというと〈別流〉メインの話だったので、次はもう少し「蘭学」話になるのではないかと。天游先生一家や塾メンバーも出番が増えそうだし、したたかな狸親父の赤穂屋さんも、あれこれ絡んできます。もちろん、左近や若狭も大活躍です。

ハイビジョンでは、すでに明日に迫っておりますが。
原作も同タイトルの「北前船始末」。
ぜひご覧下さい!

本日の〈kuroneco写真館〉♪

滝川さまと弓月王を見物する町のひとたち。……を正面から見物していた私たち。ロケ地は「平城宮址」。

同じ場所で同じ日の夜、第2話の楽屋裏シーンが撮影されました。日付が変わるころまで撮影は続き、最後は雨まで降り出して大変。

で。この蘭陵王は、影武者左近さんではなく、第二話に登場したときの弓月さん。昼間は滝川さんを迎えていた場所で出番まで待機中(その間に、楽屋で左近を見つけた章がコケたりしていたのです)。