土曜時代劇「浪花の華」の撮影が始まりました。
さっそく、撮影所にお邪魔してきました。
「思々斎塾」が完成しています。
主人公・緒方章(後の幕末の名医・緒方洪庵)が住み込みで蘭学の勉強をしている思々斎塾。
コレ、実は東映太秦映画村のオープンセットのなかにありまして、映画村に行けばいつでも見られます。
(東映撮影所は時代劇テーマパークである「太秦映画村」と隣接していて、映画村では、実際に撮影に使う現場を自由に見学できるのです。撮影が行われるときは、その場所だけ出入り禁止になりますが、遠くからなら見ることができます)。
大きな看板も出ています。
緒方章だけでなく、章の師匠である蘭学者中天游先生&蘭方医お定先生の夫婦と、その息子で章と同じく蘭学生の耕介くんも、この塾に住んでいます。
ドラマでも、いちばんよく出てくるところかも。
こちらはスタジオのなか。
「うどん屋 赤穂屋」。
情報屋・赤穂屋さんは、原作では表の顔が居酒屋の主ですが、ドラマではうどん屋の大将。ここに、闇の情報を求めていろんなひとがやってくるのです。
ヒロインの男装の麗人・左近さんも来ます。左近の仲間、謎の饅頭屋こと若狭さんも、来ます。謎の一族の頭目・弓月さんも、きっと来てるはず。うどん、おいしいんだろうな~(^^)。
本のなかにしかなかった塾や店が、こうして実際の建物になっているだけで、感動です。ホントに細かく、丁寧に作ってくださっているのです。「ホンモノ」みたいです。誰も見たことのなかった「ホンモノ」が、今ここに出来ているのですね。