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新しい年が始まりました。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
 
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年の初めに、お参りさせていただきました。
二十年前、このお寺と、大坂という町の歴史に惹かれ、一つの物語を書きました。デビュー作『浪華の翔風』です。その後、同じく四天王寺を舞台にし、四天王寺楽人と〈在天別流〉という特殊な一族の出てくる小説、「緒方洪庵」シリーズを、続けて発表しました。
 
それらを書いている頃の私は、まだ作家と名乗るのも恥ずかしいような半人前の物書きでしたが、結果として、〈在天〉が、私をプロ作家にしてくれました。作家として仕事を続けて十年たった頃にドラマ化が決まり、私の仕事の世界を再び広げてくれたりもした、大事な作品たちです。
 
デビュー二十年の今年。
もう一度、違った形で、「洪庵」シリーズは世に出ます。なんだか、不思議な巡り合わせです。長年、このシリーズを見守ってきてくださった方々のおかげです。
 
気持ちをあらたに、すべての始まりだった四天王寺さんにお参りし、あらためて、今後も精進しますと誓ってきました。
舞台「蘭〜緒方洪庵・浪華の事件帳」に関わるみなさまの健康と舞台の成功も、お祈りしてきました。
今後とも、〈在天〉の物語を、どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
もちろん、デビュー以来手がけてきたシリーズだけではなく、新作についても、いっそう、気合い入れております。
 
新刊ですが、まずは今月、小学館ジュニア文庫さんから、「緒崎さん家の妖怪事件簿」シリーズの3巻目が出ます! 今回も、いろんな妖怪がにぎやかにわちゃわちゃしてます。よろしくお願いします!
 
それから、春には、時代小説の新刊が出ます!
私の作業はもう完了済みでして、このくらいは言っちゃっていいかなと思いますので言っちゃいますが、初期〈在天〉シリーズ以来になる、単行本での刊行です。舞台は大坂、江戸時代。アクションあり謎解きありの、築山らしいけど新しい感じだね、と思ってもらえそうな作品にしあがったんじゃないかと。
 
デビュー作から二十年。
まだ作家と名乗り続けられていることに感謝しつつ、今年も、がんばりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
あ、四天王寺と言えば、「未来記の番人」も、もちろん大事!
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これ、見えますでしょうか。赤くチェックしてあるところ。四天王寺金堂にある、「聖徳太子が鷹になってよみがえってきたときのための止まり木」です。伝説は、このような形で、今に伝えられているのです。
 
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で、おみやげはもちろん、「四天王寺の西門前の饅頭屋」の、おまんじゅう。
作中のと違って、おいしいんです!これはもう、声を大にして言わなきゃいけないところなんですが!……なんで作中で、おいしくなさそうな饅頭屋にしちゃったかな私。あちこちで言ってますが、このお饅頭が好きなので、饅頭屋なんですよ、あのひとたち。設定上、どうしても、やる気のない饅頭屋になっちゃうんですけども……。
 

あらためまして。
「緒方洪庵シリーズ」舞台化について、お知らせいたします。
 
まず、大事な大事なお知らせなのですが。
このシリーズ、『禁書売り』『北前船始末』の二冊とも、現在、双葉文庫版、手に入りづらい状況ではないかと思います。
ですが!
もう少し上演が近づきましたら、「舞台化」と書かれた帯つきの、おそらく役者さんの写真も入ってるんじゃないかなーという帯つきの、文庫新装版が出ます! もちろん、双葉文庫さんから!
……なので、「舞台化」速報から興味をもたれて、原作本を読んでみようかなと思われた方がおられましたら、しばし、お待ちいただければと思います。
よろしくお願いいたします!
 
……といいつつ。
このHP見てくださってる方は、もう原作は読んだよー、という方のほうが多いんじゃないかなとも思うんです。で、そういう方が気にしてくださっていることがあるとしたら、「発表になったキャストさんたち、いったい誰がどの役を演じるの?」ということなのでは、と。
 
なので、ですね。
原作者として、いち早く、その辺をお知らせしようかと。……松竹さんからも、OKいただきましたし!(いち早い、ですよね? もう他で出たかな?)
 
では、まいります。速報チラシ掲載順、左から右、上から下、です(チラシ、現物を私が写真にとったものなので、見えづらくてすみません…)。
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緒方章(後の洪庵)・藤山扇治郎さん。
左近(お佐枝)・北翔海莉さん。
在天楽人、若狭・荒木宏文さん。
大坂商人山城屋・神保悟志さん。
女医お定(天游の妻)・久本雅美さん。
章の師匠、中天游・石倉三郎さん。
町奉行所同心新井・丹羽貞仁さん。
おあき・宮嶋麻衣さん。
診療所の女中・高倉百合子さん。
大坂商人加島屋・ゆーとぴあピースさん。
同心手先・渋谷天笑さん。
船頭卯之助・笠原章さん。
 
 
すごいでしょう!?
この豪華キャストがずらりとそろう「洪庵シリーズ」の世界、今から楽しみで仕方ありません。
 
…といいつつ。
原作をすでにお読みの方は、この配役見て、「え?これ、どんな話になんの?」とも思われたんじゃないかなーと。連作八話ある原作のうち、思々斎塾メンバーと、在天メンバーは、まあ物語のなかの立ち位置もそれなりにはっきりしてるわけなんですが、そのほかの、商人さんとか船頭さんとか、そもそも別の話に出てる方々がなんで一堂に会してんのかとか、おあき出てるんなら他に足りないキャストいるだろとか。そういうことを思われた方がいるといいなと、原作者としては思います。原作者も、そう思いましたもので(笑)。(あ、呼び名としての屋号は、多少変わる可能性がある、かもです)
 
でも、そのあたりは、まだ言えませんで……。
さらなる続報を、お待ちいただければと!
 

新刊出ました!
「緒崎さん家の妖怪事件簿 桃×団子パニック!」
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「緒崎さん家」の二巻です。
おかげさまで、ご好評いただきまして、二冊め出ました! 一巻めも重版となりました。
ありがとうございます。初めてのジュニア向け小説が読者のみなさまに受け入れていただけて、本当に嬉しいです!
 
二巻もまたまた、可愛い可愛い表紙です!
イラストはもちろん、かすみのさんです。竹取屋敷の住人たちはもちろん、新キャラもとっても可愛く描いてくださいました! 挿絵もみんな可愛いんですよ−。ぜひ、御手にとって確かめてください!
 
桃と団子と鬼退治のお話、天狗の男の子と出会う話、九尾のキツネに呪われる話……と、三本立てです。若菜と酒呑童子のシュウ君、鵺のアキ君が大活躍です。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
 
一巻目の感想ハガキ送ってくださったみなさま。本当にありがとうございました。ぜんぶ大事に読ませていただいています。二巻目の感想も、ぜひまた送ってくださいませ!
 
………いやー、関係ないようであるんですけど。
先日、とあるモノに並びまして。ずっと行列に並んで待ったあげくに、目の前あと二人ってところで「ここまでです!」ってうち切られて、その場で泣きくずれそうになったことがあったんですが(泣かなかったですけど! でもショックでふらついた……)。
新刊読み返してたら、若菜ちゃんが同じような目にあってて(いや、書いたの私ですが、書いたときには自分もそんな目に合うとは思ってなかったんだ……)、「うぉおお、まさか、あれは若菜ちゃんの呪いだったのかっ!」ってちょっと思いました。今度はちゃんと、並んだだけ報われる話を書こう。そうしよう。
 

改めまして、新刊の紹介です。
「緒崎さん家の妖怪事件簿」、小学館ジュニア文庫より発売です。
週末の25日くらいにはおそらく、店頭に並ぶと思われます。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
 
「妖怪が住んでいたという竹取屋敷の取り壊し日に立ち会うことになった緒崎若菜。でも、そこに現れたのは、イケメンの酒呑童子と、もふもふ妖怪の鵺(ぬえ)!? なんと、伝説の大妖怪がよみがえっちゃった! さらには、あの浦島太郎やヤマタノオロチまで現れて、若菜は竹取屋敷で一緒に住むことに! 妖怪と言っても見た目はイケメンな男の子だから、キンチョー&ドキドキなうえ、町ではアイドルがおじいちゃんになったり、大雨が続いたりで!? 緒崎さん家は、今日も妖怪が起こす事件で大変です!」……裏表紙の内容紹介より。
 
イケメン妖怪二人と中学生の少女のドキドキ同居生活に、昔話の登場人物がてんこもりでくわわってくる、にぎやかワクワクな物語です。
 
キツネ耳つき男子の鵺くんは、四つ足のもふもふケモノバージョンに変化して、若菜を乗せて空を飛び回ります。……実は「もふもふの妖怪に乗って空を飛ぶ!」というのが書き始めたときの、いちばんのテーマ。子供の頃に何に憧れたかなあ、と思い出してみれば、かっこいいケモノに乗って地を駆け空を飛ぶ、というのが夢だったなあ、と。ナルニア物語のアスランとか、バビル二世のロデムとか。若菜と鵺が空を飛ぶシーンは、イラストもつけていただいて、それがまた可愛いのです。
 
対象年齢は、小学校高学年前後くらい。
でも、大人の方にも読んでいただけたら嬉しいです。妖怪伝説やおとぎ話のアレンジ具合なんかを、楽しんでいただけたらと。
よろしくお願いいたします!!

そもそも、なんでジュニア向けを書くことになったのか。
 
とある日のこと、以前に時代小説家としてのお仕事を一緒にしたことがある、ある方から連絡がありまして。子供向けの小説に興味はありますか、と。その方とは、とても楽しくお仕事させていただいて、いろんな話もしましたから、「もともとはライトノベル作家になりたかったんですよねー」なんてことも、話していました。それを覚えててくださったのかな、と思って(ライトノベルとジュニア向けはジャンルが違いますが、時代小説に比べて若い層向け、という点では共通しているので)、もちろん、返事はイエス。その方のご紹介で、小学館の担当さんに、お会いすることになりました。そのときはまだ、「こども向けの歴史ものかな。ジュニア向け伝記とか」なんて思っていました。
 
お会いしてみたら、そういう依頼ではなく、「おもしろければ何でもいいんで」とのこと。「だったら、宇宙人が出てきても、魔法少女が出てきても、超能力者が出てきても、オッケーですか?」「オッケーです」なんてやりとりをして、すごくワクワクしたのを覚えております。だって、そこまで「なんでもアリ」の依頼をもらえること、当たり前ですが、これまでになかったので、すごく新鮮で。時代物はもちろん大好きですが、ファンタジーやSF系の、空想の世界で描く物語は、子供の頃の物語好きの原点ですから。……ちょうど、創作に対する気持ちに風穴開けたい時期でもありましたし、時代小説を書き続ける上でも、刺激になると思いました。
 
それから、時間をかけてアレコレ考えて、少しずつ打ち合わせを重ねて……たどりついたのが、妖怪モノ。コレも、ですね。実は、時代小説でも、妖怪モノはどうですか、と声をかけていただいたことはあるんです。でも、そのときはお断りしました。なんでかというと、怖いモノが苦手だからです。大人向けで妖怪モノとなると、どうしても、怖くなる。私には無理です。でも、今回は子供向け。かっこいい妖怪や可愛い妖怪の話なら、楽しく書けそう。百物語とか怪談とか、字面を見ただけで逃げたくなる質ですが、「犬夜叉」なら好きなので。
 
というわけで、妖怪について、アレコレ調べました。今回の作品、メインの妖怪が「酒呑童子」と「鵺」なんですが、退治されたのはいつなのか、どの史料に乗っているのか。かぐや姫や浦島太郎もでてきますが、できる限り年代比定して、どっちが年上とか、はっきりさせたい。伝奇モノ好きとしては、年表にキャラのっけて、接触可能な年代をつきとめて、接点を妄想する……というのが何より楽しいもので、妖怪モノでも、そこははずせません。鵺と酒呑童子が会ったことがあるとしたら、この辺りだな!とかそういうの、ワクワクと調べました。……結局は歴史を調べるのが好きなんだなあと再認識もしました。史料を読むのは、やっぱり楽しい!
 
……というふうに、歴史風味、伝奇風味は忘れておりませんので、築山のこれまでの作品を楽しんでくださっていた方にも、読んでいただければ、嬉しく思います。ぜひ、お手にとってくださいませ!


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