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新刊出ました!
「緒崎さん家の妖怪事件簿 桃×団子パニック!」
0728
「緒崎さん家」の二巻です。
おかげさまで、ご好評いただきまして、二冊め出ました! 一巻めも重版となりました。
ありがとうございます。初めてのジュニア向け小説が読者のみなさまに受け入れていただけて、本当に嬉しいです!
 
二巻もまたまた、可愛い可愛い表紙です!
イラストはもちろん、かすみのさんです。竹取屋敷の住人たちはもちろん、新キャラもとっても可愛く描いてくださいました! 挿絵もみんな可愛いんですよ−。ぜひ、御手にとって確かめてください!
 
桃と団子と鬼退治のお話、天狗の男の子と出会う話、九尾のキツネに呪われる話……と、三本立てです。若菜と酒呑童子のシュウ君、鵺のアキ君が大活躍です。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
 
一巻目の感想ハガキ送ってくださったみなさま。本当にありがとうございました。ぜんぶ大事に読ませていただいています。二巻目の感想も、ぜひまた送ってくださいませ!
 
………いやー、関係ないようであるんですけど。
先日、とあるモノに並びまして。ずっと行列に並んで待ったあげくに、目の前あと二人ってところで「ここまでです!」ってうち切られて、その場で泣きくずれそうになったことがあったんですが(泣かなかったですけど! でもショックでふらついた……)。
新刊読み返してたら、若菜ちゃんが同じような目にあってて(いや、書いたの私ですが、書いたときには自分もそんな目に合うとは思ってなかったんだ……)、「うぉおお、まさか、あれは若菜ちゃんの呪いだったのかっ!」ってちょっと思いました。今度はちゃんと、並んだだけ報われる話を書こう。そうしよう。
 

改めまして、新刊の紹介です。
「緒崎さん家の妖怪事件簿」、小学館ジュニア文庫より発売です。
週末の25日くらいにはおそらく、店頭に並ぶと思われます。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
 
「妖怪が住んでいたという竹取屋敷の取り壊し日に立ち会うことになった緒崎若菜。でも、そこに現れたのは、イケメンの酒呑童子と、もふもふ妖怪の鵺(ぬえ)!? なんと、伝説の大妖怪がよみがえっちゃった! さらには、あの浦島太郎やヤマタノオロチまで現れて、若菜は竹取屋敷で一緒に住むことに! 妖怪と言っても見た目はイケメンな男の子だから、キンチョー&ドキドキなうえ、町ではアイドルがおじいちゃんになったり、大雨が続いたりで!? 緒崎さん家は、今日も妖怪が起こす事件で大変です!」……裏表紙の内容紹介より。
 
イケメン妖怪二人と中学生の少女のドキドキ同居生活に、昔話の登場人物がてんこもりでくわわってくる、にぎやかワクワクな物語です。
 
キツネ耳つき男子の鵺くんは、四つ足のもふもふケモノバージョンに変化して、若菜を乗せて空を飛び回ります。……実は「もふもふの妖怪に乗って空を飛ぶ!」というのが書き始めたときの、いちばんのテーマ。子供の頃に何に憧れたかなあ、と思い出してみれば、かっこいいケモノに乗って地を駆け空を飛ぶ、というのが夢だったなあ、と。ナルニア物語のアスランとか、バビル二世のロデムとか。若菜と鵺が空を飛ぶシーンは、イラストもつけていただいて、それがまた可愛いのです。
 
対象年齢は、小学校高学年前後くらい。
でも、大人の方にも読んでいただけたら嬉しいです。妖怪伝説やおとぎ話のアレンジ具合なんかを、楽しんでいただけたらと。
よろしくお願いいたします!!

そもそも、なんでジュニア向けを書くことになったのか。
 
とある日のこと、以前に時代小説家としてのお仕事を一緒にしたことがある、ある方から連絡がありまして。子供向けの小説に興味はありますか、と。その方とは、とても楽しくお仕事させていただいて、いろんな話もしましたから、「もともとはライトノベル作家になりたかったんですよねー」なんてことも、話していました。それを覚えててくださったのかな、と思って(ライトノベルとジュニア向けはジャンルが違いますが、時代小説に比べて若い層向け、という点では共通しているので)、もちろん、返事はイエス。その方のご紹介で、小学館の担当さんに、お会いすることになりました。そのときはまだ、「こども向けの歴史ものかな。ジュニア向け伝記とか」なんて思っていました。
 
お会いしてみたら、そういう依頼ではなく、「おもしろければ何でもいいんで」とのこと。「だったら、宇宙人が出てきても、魔法少女が出てきても、超能力者が出てきても、オッケーですか?」「オッケーです」なんてやりとりをして、すごくワクワクしたのを覚えております。だって、そこまで「なんでもアリ」の依頼をもらえること、当たり前ですが、これまでになかったので、すごく新鮮で。時代物はもちろん大好きですが、ファンタジーやSF系の、空想の世界で描く物語は、子供の頃の物語好きの原点ですから。……ちょうど、創作に対する気持ちに風穴開けたい時期でもありましたし、時代小説を書き続ける上でも、刺激になると思いました。
 
それから、時間をかけてアレコレ考えて、少しずつ打ち合わせを重ねて……たどりついたのが、妖怪モノ。コレも、ですね。実は、時代小説でも、妖怪モノはどうですか、と声をかけていただいたことはあるんです。でも、そのときはお断りしました。なんでかというと、怖いモノが苦手だからです。大人向けで妖怪モノとなると、どうしても、怖くなる。私には無理です。でも、今回は子供向け。かっこいい妖怪や可愛い妖怪の話なら、楽しく書けそう。百物語とか怪談とか、字面を見ただけで逃げたくなる質ですが、「犬夜叉」なら好きなので。
 
というわけで、妖怪について、アレコレ調べました。今回の作品、メインの妖怪が「酒呑童子」と「鵺」なんですが、退治されたのはいつなのか、どの史料に乗っているのか。かぐや姫や浦島太郎もでてきますが、できる限り年代比定して、どっちが年上とか、はっきりさせたい。伝奇モノ好きとしては、年表にキャラのっけて、接触可能な年代をつきとめて、接点を妄想する……というのが何より楽しいもので、妖怪モノでも、そこははずせません。鵺と酒呑童子が会ったことがあるとしたら、この辺りだな!とかそういうの、ワクワクと調べました。……結局は歴史を調べるのが好きなんだなあと再認識もしました。史料を読むのは、やっぱり楽しい!
 
……というふうに、歴史風味、伝奇風味は忘れておりませんので、築山のこれまでの作品を楽しんでくださっていた方にも、読んでいただければ、嬉しく思います。ぜひ、お手にとってくださいませ!

新刊が、出ます。
もうすぐ出ます。
来週くらいには、本屋に並びます。
wakana
もう少し早めに、お知らせしようと思っていたのですが、今回は少し、いつもと事情が違うというか、説明しないと驚かれそうというか、どうしようかなと思っているうちに、もう実物が届いてしまったという。見た瞬間、可愛い!とはしゃいでしまうできあがりです!
 
ええと。写真を見ていただければおわかりのように。
時代小説じゃ、ないんです。
なんと。ジュニア向け、かつ、現代モノ。
 
ジュニア向け小説を書きませんか、と声をかけていただいたのは、実は、それなりに前のことになりまして、当初は驚いたり、迷ったり、アレコレあったんですが、時間が過ぎるなかで、自分のなかではその部分が薄れてきていて、なじんだ仕事のような気がしていました(時代小説をやめたわけじゃないです。いま準備しているのは時代小説です!……歩みが遅くてすみません、がんばってます……すみません……)。
 
こうやって、本が届いてみると、なんか自分の本とは思えないくらい可愛い感じなので、改めて「驚いて」います。なかにも可愛いイラスト、たくさん入っています。描いてくださったのは、かすみのさんです。ホントに可愛い!
あ、初の一人称小説です。新井素子直撃世代としては、一度やりたかった「あたし」語りです!書いててテンションあがって楽しかった!一人称だけじゃなくて、自分の小説に「スマホ」とか「イケメン」とかいう言葉を書けるときが来るとは……!
 
詳細は、後ほど書きますが。
「緒崎さん家の妖怪事件簿」、小学館ジュニア文庫より、発売です(まだ本屋には置いてないと思います。もう少しだけ、お待ちください)。

今朝の福井新聞に、「未来記の番人」の紹介記事が掲載されました!
 
私はまだ現物は未確認なのですが(なので、写真などはここにはあげられないのですが)、著者インタビューを中心に、大きく取り上げていただいてます。ありがとうございます。
 
実は、先日、PHPの担当さんとお話して知ったのですが、某書店データによると福井での「未来記」の初動売り上げがすごく良く、「この作者(作品)、福井と関係があるんだろうな」という数字だったそうで……なんだかもう、本当に、嬉しかったです。
 
大阪から福井に移って十数年過ごし、もっとずっと過ごすはずだったのですが、予期しない、起こって欲しくなかった人生のアクシデントで、落ち着いてお別れをいう気持ちにもなれないままに離れる結果となってしまい……。でも、まだ私のことを忘れずにいてくださる方がいるんだな、そういえばいろんなところで講演もさせてもらったよな、地元のいろんな仕事もさせてもらった……少しでも覚えててくれた方がいたのかな……とあれこれ思い出し、本当にもう……ありがたいなと。
 
ちょうど次作がらみで福井のことちょっと調べてもいましたし、こないだたまたま見つけたBSの番組で、えちぜん鉄道見てソースカツ丼見てハートピア春江見て(ここでも講演させてもらいました)、懐かしさに震えていたりもしました。今回の記事でも、福井市ゆかりの時代小説家と紹介していただきました。ありがとうございます。ホント、懐かしい。明日、住んでた頃に好きだった花垣のお酒買ってきて、仏前に供えて一緒に飲もう。


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